● Aさんから
   3年強自宅に引きこもっていましたが、たまたまこの施設を見学する機会がありました。
   一緒に見学した人達からはここは「合わないんじゃない」と言われました。しかし、A

   さんは通ってみようと考え、通い始めました。Aさんの感想としては「ちょっとの勇気

   があれば、以外といける。最初はエイ・ヤーと思って動いた。なんとか出来た」とのこ

   とでした。


● Bさんの親御さんから
   息子は4年間引きこもっていました。精神科のDrから作業所を勧められ、障害者基幹相談
   支援センターから紹介され、どんぐりの家に通い始めました。最初はなかなか馴染めず、通
   えない日々が過ぎて行きました。しかし、ある時、外出先であったメンバーの女性から「い
   つから来るの」と言われました。その一言で息子の中で何かのスイッチが入り、通所を始め
   ました。
   ギターが少しできたので、ギターで自分の居場所と存在価値が出せていきました。コミュニ
   ケーションも増えて行きました。通う中で中のよいボランテイアさんも出来て休まず通える
   ようになりました。
   親の言うことを聞いてくれず困っていましたが、どんぐりの家に関わっている人の話は聞き
   入れていたようでした。その結果、安定して通えるようになり体重が減り、音楽仲間も出来
   ました。10年前では考えられないことでした。
   そして、今は次の施設に移行しています。